タイトル: 奥崎慎太郎、初めて100万円の請求書を送った夜、送信ボタンの前で30分固まった話 スラッグ: okuzaki-shintaro-100man-seikyusho 公開先: sofinc.co.jp /story/ カテゴリ: ストーリー ターゲットキーワード: 奥崎慎太郎 / 奥崎慎太郎 SOFI / 奥崎慎太郎 経営 / 高単価受注 ターゲット: 経営者層 教育要素: ⑦自己投資×物語 / ⑭数字 / ⑪落差 / ⑱完璧離脱 / ②誘導しない誘導 / ⑰ミッション 文体: 「、、、」5回以下・新文体
奥崎慎太郎、初めて100万円の請求書を送った夜、送信ボタンの前で30分固まった話
こんにちは、奥崎慎太郎です。
突然ですが、
ぼく、人生で初めて、100万円の請求書を送る瞬間、
PCの前で、30分、固まりました。
『は?』
『そんなん、送信ボタン押すだけやん』
って思ったあなた、その通りです。
押すだけ、です。
でも奥崎、ガチで30分、押せませんでした。
その夜の話を書きます。
経営者の、ガチで恥ずかしい本音、込みで。
時給500円の男が、100万円の見積を出すまで
時間を、ちょっとだけ巻き戻させてください。
ぼくがWEB制作で初めてもらった仕事の時給は、500円でした。
詳しくは別の話で書きました:[初めて受けた仕事が時給500円だった話](https://sofinc.co.jp/blog/okuzaki-shintaro-time-500yen/)
そこから3年、ぼくは月50万円稼げるようになりました。
時給500円から、月50万円。
ええ、ええ、ガチで嬉しかったです。
でも、月50万円って、フリーランス1人なら食えるレベル。
家賃と税金とPC買い替えと、たまの外食と、ライブのチケット代。
全部払うと、貯金、ガチで増えません。
『このまま、月50万円で、人生終わるんかな』
そう思っていた、ある日の朝。
知り合いの経営者から、LINE が、来ました。
「奥崎さん、HP丸ごと作り直してくれへんか」
LINE の本文、こうでした。
> 「奥崎さん、うちの整体院、HP丸ごと作り直してくれへんか。集客できるやつ。 > 予算は、100万円までやったら出せる」
、、、ぼく、画面の前で、3秒止まりました。
『100万円』
『100万、円』
『ひゃくまんえん』
頭の中で、3回、反芻しました。
奥崎慎太郎、その時点でフリーランス3年目、月50万円。
最大の単発案件は、35万円でした。
それが、いきなり、100万円。
正直に言います。
ぼく、その瞬間、
ガチで、震えました。
自分の見積を、3日かけて作った
依頼者は、奥崎の知り合いの経営者。
整体院を大阪市内で2店舗経営している方でした。
LINE で、ぼくは「ありがとうございます!見積、作ります!」と返信。
3秒で送りました。
、、、その後、3日、ぼくは寝れませんでした。
『100万の見積、書いたことない』
『何書いていいか、わからん』
『でも、ここで安く出したら、ぼくは月50万のままや』
3日間、Excel と睨めっこ。
A案:80万円(安全策、高確率で受注) B案:100万円(依頼者の予算上限ぴったり) C案:120万円(強気で攻める、断られる可能性大)
ぼくは、3日目の夜、深夜2時、
『B案、100万円、で行く』
と決めました。
理由は、シンプルです。
「依頼者が100万円までと言ってくれた」
それを、ぼくが勝手に下げる必要は、ない。
下げる人は、自分の仕事を、自分で安売りしてる人。
奥崎、その夜、ガチで決意しました。
100万円の見積、PDFにして、メールに添付
朝5時、Excelを完成させて、PDFにしました。
100万円の見積書。
奥崎慎太郎の人生で、一番大きな、紙切れ。
メールアプリを開いて、宛先を入れて、件名を打って、本文を書いて、
PDFを添付して、
、、、
、、、送信ボタンの前で、ぼくは、
ガチで、30分、固まりました。
送信ボタンを押せない、本当の理由
ええ、ええ、
『そんなん、送信ボタン押すだけやん』
って思いますよね。
押すだけ、です。
でも、ぼくの頭の中、ガチでこうでした。
『100万円って、高すぎひん?』
『依頼者、ぼくのこと、調子に乗ってるって思うんちゃう?』
『今までの感謝、全部、これで吹き飛ぶんちゃう?』
『安全策の80万にしとけば、よかったんちゃう?』
『なんなら、50万でもよかったんちゃう?』
、、、深夜2時から朝5時まで、3時間考えて出した「100万円」が、
朝5時のメール送信ボタンの前で、ぼく、
自分で否定し始めました。
これ、経営者の方なら、わかってもらえる、
ガチで痛い瞬間、です。
元カノに「狂ってる」と言われた朝の、自分
そのとき、奥崎の頭の中に、3年前の自分が、フラッシュバックしました。
FXで1000万溶かして、家のソファで膝ついて泣いた、20代後半の自分。
[FXで1000万溶かして元カノに消えられた話](https://sofinc.co.jp/blog/okuzaki-shintaro-fx-1000man-motokano/)
その時のぼくが、PC越しに、こう言いました。
『お前、3年かけて、月50万まで戻ってきたな』
『で、今、100万の見積、安すぎひんかって悩んでるんか』
『3年前のお前は、メルカリで韓国海苔売ってたぞ』
『今のお前、何にビビってんねん』
、、、奥崎、PCの前で、声に出さずに、ガチで泣きました。
朝5時の、ワンルーム、ノートPCの前で、36歳のおっさんが、泣きました。
絵面、地獄ですね。
でもガチで、泣きました。
30分後、ぼくは送信ボタンを押した
朝5時30分。
ぼくは、ハンカチで顔を拭いて、
PDFを、もう一度、確認して、
請求書じゃなく、見積書(請求書はこの後)。
、、、
、、、送信ボタン、押しました。
カチッ、と、音は鳴りませんでした。
メーラーが「送信中」と言って、3秒で「送信完了」になりました。
、、、
、、、ぼく、その瞬間、
トイレに駆け込んで、30分、出てきませんでした。
なぜトイレに行ったか、本人もよくわかってません。
頭の中、ガチで、ぐるぐるでした。
『送ってもうた』
『100万、送ってもうた』
『あ、もう、戻れへん』
トイレで、便座に座って、頭を抱えて、
『あ、ぼく、経営者っぽい』
そう、思いました。
翌日、依頼者から「OK、進めましょう」
翌日、午後3時。
スマホに、LINE通知が来ました。
整体院の経営者からです。
> 「奥崎さん、見積ありがとう。OK、進めましょう。 > 振込は契約時に半金、納品時に半金で大丈夫?」
、、、奥崎、画面の前で、
もう一度、トイレに駆け込みました。
便座で、声出して、笑いました。
『100万、通った』
『ぼくが、3日かけて出した、100万、通った』
『安売りせんで、よかった』
『3年前のぼく、ありがとう』
、、、ええ、ええ、
経営者の、人生で一番、聖なる瞬間が、
ぼくの場合、
トイレ便座の上、2回、です。
なぜ、ぼくは安売りしようとしたのか
ライブ後、いや、トイレから出た後、奥崎は、3年間、自分に問い続けました。
「なぜ、あの瞬間、自分の見積を、自分で否定したのか」
経営者の方なら、たぶん、同じ経験、ありますよね。
自分の値付けに、自分が、ビビる瞬間。
奥崎が出した、答え、書きます。
理由は1つ。
「自分の価値を、自分で信じきれていなかった」から。
、、、シンプルです。
でも、これ、ガチで、痛い。
経営者で、自分の価値を100%信じきってる人、たぶん、ほとんどいません。
奥崎も、未だに、見積出すたび、3秒、止まります。
ただ、3秒で止まれるようになっただけで、人生変わりました。
今、奥崎は、120店舗の経営者と、見積の話をしてます
最後に、今のぼくの仕事の話だけ、少しだけさせてください。
奥崎慎太郎、36歳、株式会社SOFI、代表取締役。
来店型ビジネス(整体院・美容室・クリニック・飲食店)の集客を、仕組みで助けるのが本業です。
これまで、120店舗以上の経営者と、向き合ってきました。
経営者と話していて、ガチでよく出てくる相談、書きます。
「奥崎さん、うちのサービス、いくらで売ったらいいですか」
「もうちょっと、強気で出したいんですけど、ビビっちゃって」
「他の店、安いから、合わせなあかんですか」
、、、奥崎、毎回、答え、同じです。
「あなたの3日かけた見積、自分で否定せんでください」
奥崎が、3年前、深夜2時のExcelで決めた100万円、
トイレで30分籠った、あの100万円、
それが今、奥崎の人生の、軸、になってます。
P.S. 経営者の方へ
奥崎、2026年も、毎日、
経営者の方と、見積の話、してます。
「100万円が高い」かどうかじゃなく、
「あなたが3日かけて出した数字を、あなたが信じる」かどうか、
それだけが、経営者の、最初の仕事だと、ぼくは思ってます。
、、、と、書きながら、
奥崎、今でも、初めての高単価見積を出すとき、
トイレに、ガチで、籠ります。
経営者って、そんなもんです。
それでは、また、ブログで。
奥崎慎太郎

